アレンジレシピでおいしく健康! 春の七草粥の嬉しい効果とは?|目元ケアエステのエヴァーグレース
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アレンジレシピでおいしく健康! 春の七草粥の嬉しい効果とは?

2017.1.4

正月太りという言葉があるように、どうしても食べ過ぎが気になってしまう年明けシーズン。豪華な食材をふんだんに使ったおせち料理や、食べ方のバリエーション豊富なお餅をパクパクとたいらげて、気が付けば体重が思わぬ数字に…… ということもあるでしょう。
お正月の食べ過ぎは体重を増やすと共に、胃腸にも負担をかけています。新年の幕開けは喜ばしい反面、美容や健康にとっては思いがけぬダメージを与えていることがあるのです。
そんなお疲れモードの胃腸を労わり、増加気味の体重をコントロールするためには、春の七草を使った「七草粥」がピッタリ。今回は、七草粥の由来と嬉しい効果をご紹介いたします。

1月7日は七草粥を食べよう!

年末の忘年会から始まり、年明けの豪華絢爛な食事は胃腸への負担や体重増加の原因に。
そんなお疲れモードの体を癒してくれるのが、春の七草をたっぷりと使った七草粥です。
日本では、昔から1月7日を人日の節句と呼び、この日に七草粥を食べて1年の無病息災と豊作を願ってきました。旬を迎える七草を使ってあっさりと作られた七草粥は、濃い味付けの多いお正月料理で疲れてしまった胃腸を優しく労わってくれるのです。
そんな春の七草粥は、低カロリーなのも嬉しいポイント。栄養たっぷりの七草にはデトックス効果も期待できるので、健康にはもちろん、ダイエットや美容にもピッタリなのです。
次に、春の七草について詳しく見ていきましょう。

ダイエットに美容効果まで!? 女性に嬉しい七草の効果とは?

平安時代から始まったといわれている七草粥の習慣ですが、地域によっては使う野菜に違いがあるようです。ここでは、スーパーでも良く売られている一般的な七草についてご紹介いたします。

・セリ
香り高く、シャキシャキとした歯ごたえが特徴のセリは、ビタミンAやB群、カリウム、鉄分などが豊富に含まれています。

・ナズナ
ぺんぺん草とも呼ばれているナズナは、利尿作用がある植物。お正月の豪華な食生活や、不規則になりがちな生活によってむくんだ体をスッキリとさせてくれます。

・ゴギョウ(ハハコグサ)
葉と茎が白く細かい毛に覆われたゴギョウは、お疲れモードの胃腸を正常に整えてくれます。また、咳止めや気管支炎予防など、風邪の諸症状にも効果をもたらします。

・ホトケノザ(田平子)
道端や畑に生育しているホトケノザ。高血圧予防や筋肉の痛みを和らげるなどの効果が期待できます。また、解熱にも使われる植物です。

・ハコベラ(ハコベ)
ミネラルが多く含まれて、胃弱や胃炎などのトラブルに効果的です。また、タンパク質も多いので、昔から薬草として親しまれていたそうです。

・スズナ(かぶ)
食欲増進やリラクゼーション効果などを持ち、ビタミンCなども含まれているスズナ。体の冷え防止にも効果的で、風邪予防にも活躍してくれます。

・スズシロ(大根)
普段の食卓でもよく登場するスズシロは、大根のことを指します。アミラーゼという成分が含まれていて、胃腸の働きを助けてくれます。

食べやすさアップ! 中華風七草粥の簡単レシピ

体に優しく、美容にもダイエットにも効果的な七草粥を中華風にアレンジして、さらにおいしくいただきましょう。とっても簡単な中華風七草粥のアレンジレシピをご紹介します。

<材料>2人分
春の七草………………適量
冷えご飯………………300g
水………………………6カップ
卵………………………1個
☆酒……………………大さじ1
☆鶏がらスープ………大さじ1.5
☆中華だし……………小さじ2
☆塩……………………少々
ごま油…………………小さじ1

<作り方>
七草を下ゆでし、一口サイズにカットする
鍋に冷えご飯と水を入れて火にかけて、煮立ったら☆を入れて味をつける
2にとろみがつくまで弱火で5~10分程煮る
鍋に七草を入れて混ぜ合わせ、ごま油を回しかける
溶き卵を回し入れてかき混ぜ、フタをして卵が固まったら完成

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お正月最後の日に食べる七草粥には、女性に嬉しい効果がたくさん! おいしく体に優しい七草粥を取り入れて、気持ち良く新年のスタートをきりましょう。