1. ホーム > 
  2. ビューティーコラム > 
  3. NASAも研究中の老化スイッチは耳の中に?!加齢が進む喫煙よりも悪しき習慣とは?

BEAUTY NEWS 美人になれるビューティーコラム

NASAも研究中の老化スイッチは耳の中に?!加齢が進む喫煙よりも悪しき習慣とは?

2017.12.26

《National Aeronautics and Space Administration》米国航空宇宙局、NASA。誰もが知っている国際的に有名なアメリカの政府機関ですが、実は常に健康、美容分野につながる有益な発表がなされています。特に人体の老化の過程について、NASAの研究はどこよりも先駆者的。将来的に地球外への生命体移住計画において、必要なさまざまな研究などから、新しい発見がなされているからです。例えば現在よく医療、美容業界の機器などにおいて、肌の新陳代謝にLEDの赤色の光が有効だという研究もNASAがリードし民間の企業へ広まったとされています。

宇宙空間において人は地球と比べた時間枠で考えると、なんと恐ろしいことに10倍も早く人体組織の老化現象が進んでしまうことがわかっています。筋肉も低下し、骨ももろくなり、また糖質、脂質が分解できず、脂肪がつきやすい、それだけでなく認知機能まで低下してしまうなど、恐ろしいほどに人体に影響を及ぼすのが「無重力の状態」です。
この重力を司るものとしてNASAの研究機関が発表し、今注目されているのが老化スイッチのキーワード“耳石(じせき)”です。耳石とは人間の耳の内部にある‘大きさわずか0.3ミリ程度の石’です。三半規管の根元には、耳石器と呼ばれる器官があり、ここに耳石は無数に存在しています。主成分は炭酸カルシウムで、身体の傾きにともなって動き、その情報が脳に伝わることで、身体の位置や動くスピードなどを把握する役割を担っています。 このスムーズな動きは、実は健康な体にとってとても大切で、組織の老化現象に関わってくるので、老化スイッチとして認知されているわけです。耳石は筋肉や自律神経とも深い関係があり、耳石がスムーズに動くことで、筋肉の活動がよくなり、自律神経にも良い影響があります。つまり耳石の日常生活においての動きが、老化スイッチをオン、オフする境目なのです。

☆老化スイッチは立ったり座ったりで簡単にオン!オフ!

この耳石のスムーズな動きを阻害して、老化を進めていく大きな要因が“座りっぱなしの姿勢”と言われています。推奨されるのは“30分以上座ったときは一回立ち上がる!”という運動量。実は立ち上がるという行為だけで、耳石の運動を促がし、老化スイッチを上手に刺激することができるそう。
実は座りっぱなしの状態は、10倍も体が老化してしまう宇宙空間の無重力状態と同じとされています。ある実験においては、日常生活で座りっぱなしの頻度が高い人に、30分に一度立ち上がるようにしてもらったところ、2週間程の短期間でみても脂肪が15%減少・悪玉コレステロールが5%減少、逆に善玉コレステロールが11%も増加!といった効果的な結果が出ました。
また欧米では座りっぱなしの姿勢を長時間日常的に続けることは、喫煙習慣よりも体にとって悪しき習慣と認知されています。
ただ普段オフィスワークをしている人が、現実としてこの頻度で立ち上がることを継続するのは不可能に近いと思います。
そもそも座りっぱなしの姿勢は、前かがみになりがちで胃腸にまで負担をかけ、内向き加減の姿勢から顔の筋肉は変な方向にひっぱられてたるみがちになり、見た目の美しさや健康を保つ上でもマイナス要因ばかりです。とにかく座ったままの姿勢が続いてしまう時には、小まめに立ち上がることが無理だとしても、ちょっとしたストレッチなどで、耳石を動かす老化スイッチを意識するだけで違ってきます。

実は無数に存在する耳石がもともとの正常な位置としての耳石器から、何らかのタイミングである程度はがれ落ちてしまったりすることは、加齢現象のひとつとしてさけられないものです。ただ過度なダイエットによる栄養不足からも、この現象がおこってしまい「めまい」などの身体の不調状態につながることもあります。カルシウムなどをバランスよく含む、栄養価の高い食事などを意識することは、老化スイッチを刺激してしまう、座りっぱなしの姿勢を続けないことと同等に大切なことだといえます。