ジメジメが肌にも影響する!?梅雨シーズンに起こる肌トラブルとは?|目元ケアエステのエヴァーグレース
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ジメジメが肌にも影響する!?梅雨シーズンに起こる肌トラブルとは?

2017.6.7

雨の日が続き、ジメジメとした湿気に悩まされる梅雨。1年の中でもとくに過ごしにくく感じるシーズンだといっても過言ではありません。
そんな梅雨は、肌のベタつきやテカリなどをはじめとする肌トラブルが多発する時期でもあり、多くの女性が肌への悩みを持つもの。キレイにメイクをしてもすぐに崩れてしまい、気づけばファンデーションがドロドロに……。
また、梅雨の肌トラブルを放置してしまうと、これからやってくる夏の紫外線シーズンにはさらに肌の状態が悪化してしまいます。そんな事態を避けるためにも、梅雨に起こる肌トラブルの原因やケア方法などについて詳しく見ていきましょう。

要注意! 梅雨に起こりやすい肌トラブルとは?

・皮脂と汗のコンビ技! テカテカ・ベタベタの「オイリー肌」
普段は普通肌でも、梅雨の時期になると肌のテカリやベタつきが気になってしまうという方は多いもの。肌がテカってしまうと、メイク崩れが気になることはもちろん、周りからの目線なども気になってしまいますよね。
なぜ梅雨にベタつきが起こるのかというと、梅雨の湿度と気温に原因があります。
梅雨はジメジメとした湿度が気になる季節ですが、それと同時に気温も上昇しています。
暑さやジメジメ感を感じると汗をかくのが当然ですが、湿度が高いために汗をかいても蒸発してくれずに肌表面に溜まってしまうのです。
気温や湿度が高い日は、汗に加わり皮脂も増加します。汗と皮脂の分泌量が増え、それが蒸発せずに混ざり合うことで肌のテカリやベタつきが起こってしまうのです。

・いち早いケアが重要!「毛穴の開き」「ニキビ」
湿度と気温が高くなると、毛穴が開いて広がりが気になるようになります。
その上で皮脂も過剰に分泌するため、開いた毛穴に皮脂が詰まりやすいという特徴も。
毛穴に皮脂が詰まり白くポツポツ目立ち、それが蓄積されて酸化すると、黒ずみも起こってしまうので注意が必要です。
また、毛穴に皮脂が詰まると、菌が繁殖しやすくなって炎症も起こりやすくなるためニキビができやすくなります。
ベタつきが多く肌環境が悪くなりやすい梅雨は、赤く腫れあがりやすいため、気が付いたら紫ニキビや膿が溜まってしまうこともあります。炎症を起こしたニキビは、ニキビ跡となる可能性も高いため、適切なケアを行うことが大切です。

・肌の内部はカラカラ状態!? 「インナードライ肌」
一見肌が潤っているように見えても、実は肌の内部で乾燥が進んでいるインナードライ肌。
梅雨シーズンは皮脂や汗が分泌されやすいため見逃しがちですが、肌の奥には水分が足りていないため、肌の外はベタベタなのに内部ではカラカラという状態になっているのです。
このインナードライ肌の大きな原因は、梅雨シーズンから使い始めるエアコンです。
除湿のためにエアコンを使用すると、ジメジメが解消されて過ごしやすくなりますが、肌の乾燥が進んでしまいます。
また、一見肌がうるおっているように見えるため、保湿ケアを怠りがちになるのもインナードライ肌を進行させる原因の1つ。インナードライ肌を解決するためには、肌にテカリやベタつきがあっても、きちんと保湿ケアを行うことが重要なポイントになります。

梅雨の肌トラブルを改善するためのスキンケアアドバイス

・洗顔のしすぎはNG! 朝晩の2回にとどめる
肌のテカリやベタつきが気になると、どうしても頻繁に洗顔をしたくなりますが、洗顔のしすぎは肌にとって必要な分の皮脂までをも奪ってしまい、乾燥を招きます。
肌の水分と皮脂のバランスを上手に保つためにも、洗顔は朝晩の1日2回にとどめ、優しく洗うように心掛けましょう。
梅雨シーズンの肌はトラブルが起こりやすいので、肌に優しい洗顔料を使うのもポイントです。洗浄力の強すぎない洗顔料を使用し、たっぷりの泡を肌の上で転がすようなイメージで洗顔してください。

・あぶら取り紙ではなくティッシュやタオルで肌をおさえる
日中のメイク直しやテカリをオフするときには、あぶら取り紙を使う方も多いでしょう。
しかし、あぶら取り紙を使用すると、必要以上に皮脂を取り過ぎてしまうこともあり、かえって肌が乾燥してしまいます。肌が乾燥すると、皮脂がより過剰に分泌されるため、テカリやベタつきの悪化を招いてしまうのです。
肌のテカリをオフするときには、ティッシュやタオルを使って優しく肌をおさえましょう。

・洗顔や入浴後はいち早く保湿ケアをする
洗顔や入浴後は肌の乾燥が進みやすいため、1秒でも早く保湿ケアに取り組むことが大切なポイントになります。化粧水などで水分をたっぷりと与えたあと、乳液やクリームを塗ってフタをしてあげましょう。
どうしてもテカリやベタつきが気になるという場合には、保湿ケア後にティッシュを肌の上にのせ、そっとおさえるのがおすすめです。

・さらなるトラブルを防ぐ! 紫外線対策もしっかりと
肌のテカリやベタつきなどが気になると、どうしても皮脂のケアばかりに目が向きがちですが、紫外線対策も忘れてはいけないスキンケアの1つ。
雨や曇りの日が多い梅雨の時期は、つい紫外線の存在を忘れがちですが、実はこのシーズンにも強く紫外線は降り注いでいます。紫外線を浴びてしまうと、肌が焼けてしまうことはもちろん、肌が乾燥しやすくなったりターンオーバーが乱れたりと、さまざまな肌トラブルにつながるのです。梅雨の肌トラブルであるテカリやベタつきに加えて、乾燥やターンオーバーの乱れが起こると、さらに肌の状態は悪化してしまいます。本格的な紫外線シーズンである梅雨明けの夏に向けて、肌の状態を整えるためにもこの時期からきちんと紫外線対策をしておきましょう。

春から夏にかけて気温が暖かくなると気分も明るくなりますが、その一方で春には肌のバリア機能の低下、炎症等が起こる花粉皮膚炎があり、梅雨はテカリやベタつきが気になり、夏には蓄積した紫外線ダメージが現れ、何かと肌トラブルが起こりやすい季節でもあるため注意が必要です。 梅雨の時期こそきちんとスキンケアを行って、健やかな肌を保っていきましょう。