
0円でキレイになる! 呼吸法を見直して美容&健康効果をゲット!
2017.1.24
起きているときはもちろん、寝ているときですら欠かさず行っている「呼吸」。
普段は特別意識することもないものですが、この呼吸を正しく行ったり使い分けたりすることで、リラックス効果やダイエット効果などが得られ、美容や健康に役立てることができます。無意識の中でも行っている呼吸を今一度見直して、キレイと元気を手に入れましょう。
今回は、絶対に身に着けておきたい基本の呼吸法から、応用編の特別呼吸法まで3つの呼吸についてご紹介いたします。
まずは基本をおさらい!「鼻呼吸」と「口呼吸」
人間は通常、鼻から空気を吸い込む「鼻呼吸」が本来の呼吸の形です。
しかし、風邪を引いて鼻が詰まるなどのきっかけがあると、時に「口呼吸」になってしまうことがあります。口をポカンと開けて、息を吸ったり吐いたりすることは楽に感じてしまいますが、この口呼吸には実は多くのリスクが潜んでいるのです。
たとえば、口呼吸によって口内が乾くと、虫歯や口臭、いびきの原因につながります。
また、免疫力の低下や睡眠時無呼吸症候群、アレルギーを起こしやすくなるというデメリットも。鼻呼吸の場合、鼻腺毛や扁桃腺などによって空気中のホコリや細菌などを防御することができますが、口呼吸では排除することができないため、ダイレクトに体内に取り入れてしまうのです。
このことからも、やはり鼻呼吸への転換がマスト。口呼吸の方は普段から口が開いていることが多いため、意識をして口を閉じるようにしましょう。初めのうちは少々苦しく感じることもありますが、それでも鼻呼吸を心掛けることが大切です。
ダイエット効果大!「腹式呼吸」
鼻からゆっくりと空気を吸い込み、お腹を大きく膨らませて口からゆっくり吐く「腹式呼吸」。この腹式呼吸を取り入れることで、普段はあまり使われることのないインナーマッスルを鍛えることができ、気になるウエスト周りの脂肪を落とすことができます。
また、深呼吸のようにゆっくりと深い呼吸をつづけることで、血行促進や冷え性改善、ストレス解消などの効果も期待することができます。
そんなメリットたくさんの腹式呼吸のやり方は、意外と単純なもの。一度覚えてしまえば、いつでもどこでもできるのが嬉しいポイントです。詳しいやり方をご紹介いたします。
<腹式呼吸やり方>
背筋を伸ばしてまっすぐに座る
体中の空気を全て放出するようなイメージで、口から息を全て吐く
鼻からゆっくりと息を吸い、同時にお腹を膨らませる
お腹に溜めた空気を少しずつ出していくイメージで、お腹を凹ませながら息を吐く
3と4を10回行う
たった数分で夢の世界へ!?「478呼吸法」
ベッドに入ったはいいけど、なかなか寝付けないという経験をしたことのある方は多いはず。このように寝つきが悪く、睡眠時間が短くなると寝不足に陥って美容や健康にも悪影響を及ぼします。また、「寝つきが悪い」ということが精神的なストレスにつながってしまうこともあります。
このような誰もが抱える睡眠のお悩みにも、呼吸法が大活躍。「478呼吸法」という呼吸法を取り入れると、リラックス効果が得られてあっという間に寝られるというのです。健やか肌をキープするためにも、478呼吸法を取り入れて気持ちの良い睡眠を目指しましょう。
<478呼吸法やり方>
4秒を数えながらゆっくりと鼻から息を吸う
息を止めて7秒キープ
8秒を数えながらゆっくりと口から息を吐く
1~3を1セットとし、3~4回繰り返す

誰に教えられるわけでもなく、生まれたときから自然と行っている呼吸。普段の生活の中では一時も欠かさず行っているものですが、この無意識のときにしている呼吸にこそ実は注意が必要なのです。特別なアイテムやサプリメントなどがなくてもできる呼吸法改善という美容法を取り入れて0円で美しさと健康をゲットしましょう。
