「旬のキレイをキャッチアップ~美と季節の密な関係」vol.1
えっ ヨーグルトも?実は温めるとからだにイイ、意外なモノ
2015.3.11
これから気温もますます下がり冬本番。からだを内側から温めたければもちろん温かいものを摂取するとよいですが、せっかくなら美容効果のあるものを選んで一石二鳥をねらいましょう。
腸を温める×美容
からだの中で美容に最も直結している臓器といわれている腸。腸を温めれば、からだも温まり、腸内環境がよくなれば、美容効果もアップします。腸を健康に保つことは美のへ重要な第一歩です。そこで今回は寒い冬だからこそ始めやすい「ホットな○○」をご紹介します。
ホットヨーグルト
ヨーグルトを温めるなんてちょっと意外でしょうか。コレステロールや中性脂肪を減らすことができ、カルシウムの吸収力もアップします。腸が温まるので乳酸菌の活動も活発になり便通がよくなることで美肌効果も。
簡単な作り方
プレーンヨーグルトにはちみつなどをかけ電子レンジで人肌程度(35~37℃)に温めましょう(あまり温めすぎると乳酸菌が死んでしまうので要注意)。
ホットミルク
もともと牛乳にはメラトニンという睡眠を促すホルモンがあり、就寝前に飲むことで心地よく眠りにつけます。ホットミルクなら胃腸も温まりリラックスでき、美肌作りに欠かせない睡眠をしっかりとることができ、寒い季節には最適です。冷たい牛乳を飲むとおなかがゴロゴロするという方にも、寝る前のホットミルクはおすすめです。
ホットミルクにひと工夫
オリゴ糖を加えると、整腸作用がさらにアップ!
ホットスムージー
昨今女性の間で大ブームの「スムージー」。「免疫力を高める酵素を取り入れるため生の野菜やフルーツを使うのに、加熱したら酵素は破壊されて意味がないのでは?」「冷たいから飲みやすいのに」とお思いの方も多いかもしれません。でも実は加熱したほうが効果が高まる栄養素もあり、メリットも多いのです。
加熱すると発揮されるメリット
- ニンジンに含まれる「βカロテン」は抗酸化作用がさらにアップ!
- リンゴに含まれる水溶性植物繊維「ペクチン」がアップし、便秘解消に
- 腸が温まり善玉菌の活動が活発に
ホットバナナ
バナナは食物繊維が豊富で、抗酸化作用のあるオリゴ糖も含まれています。加熱するとオリゴ糖の分子が細かくなり、便秘解消にも役立ちます。
簡単な作り方
バナナを切り、電子レンジ(600w)で30~40秒温めます。もしくは、フライパンにオリーブオイルをひいて、1分程度ソテー。お好みでシナモンやはちみつをかけると◎。
白湯
究極のホットドリンク。「なんだ……ただのお湯か」とがっかりせずに。人のからだは内臓の温度が1℃上がると、基礎代謝が約10~12%上がると言われていて、脂肪が燃焼されやすくなるのです。また腸が温まることで新陳代謝を高めます。利尿作用もあるので、体内の不要なものを排出することができます。
簡単な作り方
水をやかんで沸かし、きちんと沸騰させたものを朝の起きたてや1日3回の食事で、時間をかけて少しずつ飲みましょう。忙しい人はマグカップにお水を入れて電子レンジで温めるだけでOKです。