女性のスタイルの曲がり角はいくつ? 痩せにくくなる転換期は?|目元ケアエステのエヴァーグレース
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BEAUTY NEWS 美人になれるビューティーコラム

「旬のキレイをキャッチアップ~美と季節の密な関係」vol.9

女性のスタイルの曲がり角はいくつ? 痩せにくくなる転換期は?

2015.7.3

女性がスキンケアを話題にするとき、「お肌の曲がり角は25歳」というフレーズがよく出てきますが、これはお肌に何かしらの変化が起こる転換期のことを指します。
では、ダイエットをしても痩せにくくなるような、「スタイルの曲がり角」はいくつなのでしょうか。

◆女性が痩せにくくなるのは30代から

気持ちの上ではまだまだ20代の頃と変わらないバイタリティーを持っている30代前半。しかし、からだは正直です。

◎基礎代謝の低下

10代20代の頃なら、ちょっとした運動、ちょっとした食事制限でも確実に落ちていた体重。ところが30代に入ったとたん、「あれ?全然変わらない……」ならまだしも、「じわじわと増えているような気がする」という方もいらっしゃるのでは?
これは、基礎代謝が年齢とともに落ちてきているから。基礎代謝とは、呼吸や体温維持、臓器の動きなど、生きることを維持するために消費される必要最小限のエネルギー量です。成長時の10代が最大値になりますが、その後は緩やかに落ち、30代に入ると少しずつ変化に気付き始めるのです。つまり、若かりし頃と同じ生活を送っていると、落ちてくる基礎代謝との間にできた誤差が少しずつ雪だるま式に蓄積されることになるのです。脂肪やセルライト、老廃物に姿を変えて……。

◎女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという二つのホルモンがあります。30代半ばを過ぎてくると、この女性ホルモンのバランスが少しずつ乱れ、からだ全体に脂肪がつきやすくなったり、むくみが起きやすくなったりしてダイエットの妨げになるのです。

◎筋肉量の減少

20代がピークだった筋肉量は、加齢とともに徐々に減っていきます。筋肉は脂肪の3倍ものエネルギーを消費してくれるもの。その筋肉が減ってしまうと、消費できなかったエネルギーは脂肪やぜい肉となってからだに蓄積され、体脂肪が増えてしまうのです。

◆まずは現状維持から始めませんか?

女性のからだは、30代から少しずつ変化があらわれるようです。最近では「美魔女」などと呼ばれる美しい40代以降の女性も増えているようですが、彼女たちは並々ならぬ努力をしています。体重を落としてメリハリボディーを目指すことも大事ですが、ハードなダイエットはしたくないという方は、まずは「現状維持」を目標にしてみると、案外気持ちが楽になるかもしれません。

◎有酸素運動

筋肉を使った運動には脂肪を燃焼させる働きがあります。とはいえストイックな運動は気が進まないという方には、有酸素運動がおすすめ。ウォーキングや水泳など、ゆったりとしたフォームとスピードを保つのがポイントです。エレベーターをやめて階段を使うようにする、目的地の1駅手前から歩いてみるなどは簡単に取り入れやすいでしょう。いずれも「継続は力なり」です。

◎食事に時間をかける

毎回の食事には最低でも20分かけましょう。食べ物から糖分を摂取すると、満腹中枢が刺激され脳から満腹のサインがあらわれます。よく噛んで時間をかけて食事することで、食べている間にも満腹と感じるため、食べすぎることがなくなります。

◎家事にエクササイズを取り入れる

加齢による筋肉量の減少を防ぐには、お腹=体幹を鍛えるとよいでしょう。理想は毎日のエクササイズですが、「なかなか時間がない」「運動がニガテ」という方には、たとえばこんな方法も。家事をしている間、駅まで歩くときやオフィスで座っているときなど、思いっきり下腹を引っ込めるように意識するだけでも、お腹を引き締める効果が期待できます。